FXとは
- 2014/01/04
- 06:18
久しぶりに新しいFXブログを開設しましたので、まずはFXとは何かということから説明します。
FXに関する説明は、もうすでにあちこちのサイトに書かれているのですが、FX会社の口座開設ページの説明だけではわかりにくいですし、FX比較サイトやFXブログに書かれている説明は、あきれるくらい間違いだらけです。
本来、FXをはじめとする金融商品は、その性質を正しく理解してから取引するべきものだと思いますので、FXについてはだいたい知っているという人も、もう一度復習のつもりで読んでみてください。
FXとは、株や先物の取引(トレードとも言います)のように、為替を取引する投資商品です。
FXという言葉は"Foreign Exchange"(外国為替)の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と訳されていますが、「外国為替証拠金取引」という言葉を使う人を見たことがなく、通常は"FX"しか使わないと考えてよいでしょう。
さて、為替を取引するということですが、これは、株の取引において、トヨタ自動車の株が上がった、下がったというのを、ドルが上がった、ドルが下がったというのに言い換えてみるのが一番わかりやすいと思います。
私たちが持っている日本円を基準にしてドルを買った場合、ドルが上がったら儲かりますし、ドルが下がったら損します。
また、株においては、トヨタ自動車以外にも、ソフトバンクとか、任天堂の株を買うことができますが、同様に、FXにおいても、ドル以外に、ユーロを買うこともできますし、ポンド(イギリスの通貨ですね)を買うこともできます。
最近は、アベノミクス等のおかげで、非常に強烈な円安が進んでいて、円に対してドルやユーロが高くなっていますので、私の周りでドル/円(日本円を基準にドルを見るときこのようにで表記します。このような表記を「通貨ペア」と言います)やユーロ/円などを一方的に買っていた人は大儲けしています。
(私は細かく買ったり売ったりを繰り返していたので、それほど大儲けはしていません・・・涙)
また、FXにおいては、逆にドルを基準に日本円を買うこともできます。
言い換えれば、日本円を基準にしてドルを売るということになり、通貨ペアで表すと、ドル/円を売るという表記になります(円/ドルを買うというのでも良いのですが、日本ではほとんど使われません)。
今は円安ドル高の時代ですが、円高になりそう、ドル安になりそうというときにはこういう選択ができるのが、同じ為替を取引する金融商品である外貨預金とは違うところのひとつです。
そんなこと言っても、ドルを持っていないから、ドルを基準に日本円を買うとか、日本円を基準にドルを売るとかできないのではないのかと、FX初心者の方は疑問に思うのですが、理由はどうあれ、できるのです。この理由に関しては、FX会社の口座開設サイトには説明がないですし、ほとんどすべてのFX情報サイト、FXブログの運営者は素人ですので、その理由を知らなかったり、うまく説明できなかったりします。しかし、理由を知らなくても、トレードしているうちに気にならなくなりますし、勝ち負けにもほとんど影響しません。
詳しくは、別のエントリーで説明しますが、そもそもFXにおいては、ドルを買うという場合でも持っている日本円でドルを買うというわけではなく、どの通貨を基準にどの通貨を買うか、売るかということが自由なのです。これは「外国為替証拠金取引」という言葉の後半にある「証拠金取引」という仕組みで実現されます。
証拠金というのは、FX取引をする際に、FX会社に預けておくお金のことです。
証拠金は、トレードで儲かればその分増えますし、損をすればその分減ってしまいます。
この証拠金を預けていることで、持っていなくてもドルを売ったり、ユーロを売ったりすることができるのです。
証拠金を担保にドルやユーロを借りているようなイメージを持てばわかりやすいと思います。
逆にドル/円を買う場合は、日本円を借りているようなイメージですね。
また、FXの大きな特徴なのですが、レバレッジという仕組みにより、預けた証拠金の何倍もの金額で取引することができます(レバレッジをかけるとか、レバレッジを効かせるという言い方をします)。レバレッジに関しては、てこの原理とかいう説明だけがされていることがほとんどですが、そう言われてもイメージできない人が多いのではないかと思います。
レバレッジに関しては、さきほどの、証拠金を担保に通貨を借りているイメージが前提にあればわかりやすいです。証拠金があれば、その何倍もの量の通貨を取引用に貸し出しますよというイメージです。証拠金があれば、FX会社としてはどれだけ大きな金額の取引をしてもらっても構わないのです。その代わり、損をした分は証拠金から引きますし、証拠金以上に損しそうな場合は強制決済と言って、証拠金以上に損失が膨らむ前に強制的に損失を確定させられるという仕組みになっているのです。
いくらでもいいとはいえ、現在、日本では、個人の場合はレバレッジは25倍までに制限されていますので、たとえば、10万円を証拠金で預けると、250万円分までの通貨ペアを売り買いできるということになります。
ちなみに、最近のようなドルが100円前後の相場だと、250万円分のドルを買うと、ドルが1円上がれば約2万5千円の儲けになります。逆にドルが1円下がれば、約2万5千の損になります。
最近では、1日に1円くらいドルが動くことは良くある話なので、元手(証拠金)が1日で25%も増えたり減ったりする可能性があるということになります。
もちろん、ここまでハイリスクハイリターンで取引する人ばかりではなく、レバレッジ抑えれば(10万円の証拠金で50万円分だけ取引するとしたら1円動いても約5000円の変動です)、より変動が少ない状態で取引することができます。
以上がFXの概要です。
一言でまとめると、証拠金を元手に、レバレッジを効かせて、ドル円、ユーロ/円などの通貨ペアを買ったり売ったりして、儲かった分だけ証拠金が増え、損した分だけ証拠金が減るという投資商品ということになります。
長くなってしまいましたが、FXの仕組みを良く理解した上で、相場観やFX特有のコツを身につけて、あなたも一流のトレーダーを目指してください! 相場が悪いときは条件が良いだけでなく、勝てるFX会社で短期取引するのがおすすめです!
FXに関する説明は、もうすでにあちこちのサイトに書かれているのですが、FX会社の口座開設ページの説明だけではわかりにくいですし、FX比較サイトやFXブログに書かれている説明は、あきれるくらい間違いだらけです。
本来、FXをはじめとする金融商品は、その性質を正しく理解してから取引するべきものだと思いますので、FXについてはだいたい知っているという人も、もう一度復習のつもりで読んでみてください。
FXとは、株や先物の取引(トレードとも言います)のように、為替を取引する投資商品です。
FXという言葉は"Foreign Exchange"(外国為替)の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と訳されていますが、「外国為替証拠金取引」という言葉を使う人を見たことがなく、通常は"FX"しか使わないと考えてよいでしょう。
さて、為替を取引するということですが、これは、株の取引において、トヨタ自動車の株が上がった、下がったというのを、ドルが上がった、ドルが下がったというのに言い換えてみるのが一番わかりやすいと思います。
私たちが持っている日本円を基準にしてドルを買った場合、ドルが上がったら儲かりますし、ドルが下がったら損します。
また、株においては、トヨタ自動車以外にも、ソフトバンクとか、任天堂の株を買うことができますが、同様に、FXにおいても、ドル以外に、ユーロを買うこともできますし、ポンド(イギリスの通貨ですね)を買うこともできます。
最近は、アベノミクス等のおかげで、非常に強烈な円安が進んでいて、円に対してドルやユーロが高くなっていますので、私の周りでドル/円(日本円を基準にドルを見るときこのようにで表記します。このような表記を「通貨ペア」と言います)やユーロ/円などを一方的に買っていた人は大儲けしています。
(私は細かく買ったり売ったりを繰り返していたので、それほど大儲けはしていません・・・涙)
また、FXにおいては、逆にドルを基準に日本円を買うこともできます。
言い換えれば、日本円を基準にしてドルを売るということになり、通貨ペアで表すと、ドル/円を売るという表記になります(円/ドルを買うというのでも良いのですが、日本ではほとんど使われません)。
今は円安ドル高の時代ですが、円高になりそう、ドル安になりそうというときにはこういう選択ができるのが、同じ為替を取引する金融商品である外貨預金とは違うところのひとつです。
そんなこと言っても、ドルを持っていないから、ドルを基準に日本円を買うとか、日本円を基準にドルを売るとかできないのではないのかと、FX初心者の方は疑問に思うのですが、理由はどうあれ、できるのです。この理由に関しては、FX会社の口座開設サイトには説明がないですし、ほとんどすべてのFX情報サイト、FXブログの運営者は素人ですので、その理由を知らなかったり、うまく説明できなかったりします。しかし、理由を知らなくても、トレードしているうちに気にならなくなりますし、勝ち負けにもほとんど影響しません。
詳しくは、別のエントリーで説明しますが、そもそもFXにおいては、ドルを買うという場合でも持っている日本円でドルを買うというわけではなく、どの通貨を基準にどの通貨を買うか、売るかということが自由なのです。これは「外国為替証拠金取引」という言葉の後半にある「証拠金取引」という仕組みで実現されます。
証拠金というのは、FX取引をする際に、FX会社に預けておくお金のことです。
証拠金は、トレードで儲かればその分増えますし、損をすればその分減ってしまいます。
この証拠金を預けていることで、持っていなくてもドルを売ったり、ユーロを売ったりすることができるのです。
証拠金を担保にドルやユーロを借りているようなイメージを持てばわかりやすいと思います。
逆にドル/円を買う場合は、日本円を借りているようなイメージですね。
また、FXの大きな特徴なのですが、レバレッジという仕組みにより、預けた証拠金の何倍もの金額で取引することができます(レバレッジをかけるとか、レバレッジを効かせるという言い方をします)。レバレッジに関しては、てこの原理とかいう説明だけがされていることがほとんどですが、そう言われてもイメージできない人が多いのではないかと思います。
レバレッジに関しては、さきほどの、証拠金を担保に通貨を借りているイメージが前提にあればわかりやすいです。証拠金があれば、その何倍もの量の通貨を取引用に貸し出しますよというイメージです。証拠金があれば、FX会社としてはどれだけ大きな金額の取引をしてもらっても構わないのです。その代わり、損をした分は証拠金から引きますし、証拠金以上に損しそうな場合は強制決済と言って、証拠金以上に損失が膨らむ前に強制的に損失を確定させられるという仕組みになっているのです。
いくらでもいいとはいえ、現在、日本では、個人の場合はレバレッジは25倍までに制限されていますので、たとえば、10万円を証拠金で預けると、250万円分までの通貨ペアを売り買いできるということになります。
ちなみに、最近のようなドルが100円前後の相場だと、250万円分のドルを買うと、ドルが1円上がれば約2万5千円の儲けになります。逆にドルが1円下がれば、約2万5千の損になります。
最近では、1日に1円くらいドルが動くことは良くある話なので、元手(証拠金)が1日で25%も増えたり減ったりする可能性があるということになります。
もちろん、ここまでハイリスクハイリターンで取引する人ばかりではなく、レバレッジ抑えれば(10万円の証拠金で50万円分だけ取引するとしたら1円動いても約5000円の変動です)、より変動が少ない状態で取引することができます。
以上がFXの概要です。
一言でまとめると、証拠金を元手に、レバレッジを効かせて、ドル円、ユーロ/円などの通貨ペアを買ったり売ったりして、儲かった分だけ証拠金が増え、損した分だけ証拠金が減るという投資商品ということになります。
長くなってしまいましたが、FXの仕組みを良く理解した上で、相場観やFX特有のコツを身につけて、あなたも一流のトレーダーを目指してください! 相場が悪いときは条件が良いだけでなく、勝てるFX会社で短期取引するのがおすすめです!
- テーマ:FX(外国為替証拠金取引)
- ジャンル:株式・投資・マネー
- カテゴリ:FXの基礎知識
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